Hello! Gorila.

日本は貧しい?年収1400万円は低所得?日本の貧困問題をわかりやすく解説!

この記事は約4分で読めます。

最近、日経新聞のとある記事が物議をかもしています。

「日本って給料安いんじゃない?」。昨春からジャスダック上場のソフトウエア開発会社で働く香港出身の楊燕茹さん。日本行きを相談した時の両親の心配そうな顔が忘れられない。米国でシステムエンジニアとして働く弟の給料は楊さんの4倍だ。

出典元: 「年収1400万円は低所得」 人材流出、高まるリスク安いニッポン(下) 日本経済新聞
スポンサーリンク

年収1400万は低所得のしくみ

数値はサンフランシスコの数値

年収1400万は、シリコンバレーで有名なサンフランシスコの不動産協会が出している低所得の基準です。

シリコンバレーはGoogleAppleFacebookなど世界のトップ企業が集まる場所なので、所得が高くなるのは当然です。

年収1400万はあくまで世帯収入

個人の年収ではなく、4人世帯での数値です。

まぁそれでも高いのは高いですね。

日本は本当に低所得なの?

日本での低所得の基準は?

一般的には世帯年収が300万以下と言われています。

国家的に見れば住民税非課税世帯の年収が低所得と言えるでしょう。

住民税非課税世帯とは?

その名の通り住民税が非課税になります。

条件はいろいろありますが、簡易的にまとめると(地区、年度により多少変わります)

【独身の場合】

年収約100万以下

【夫婦(一方が被扶養者の場合)】

年収約150万以下

【夫婦(配偶者と子供1人が被扶養)】

年収約190万以下

細かい話をすると条件も変わるのですが、だいたい年収200万以下は貧困世帯と言えるのではないでしょうか。

日本の低所得者の割合は?

厚生労働省の国民生活基礎調査の概況(平成30年)によると

年収300万以下⇒33.6%

年収200万以下⇒19.9%

平均は?

所得金額の真ん中(平均)⇒550.6万円

世帯数の真ん中(中央値)⇒423万円

アメリカの所得って実際どれくらい?

StatistaのPercentage distribution of household income in the United States in 2018によると

1ドル=110円換算で

世帯年収約380万以下⇒約27.9%

約220万以下⇒19.1%

一番多い世帯は約550万~825万円でした。

アメリカは超格差社会

アメリカは上位10%が家計資産の7割、1%が3割を保有する超格差社会だとされてきました。

日本は低所得、格差社会と言わざるを得ない?

アメリカと日本を比較してみても、日本が優れているとは思えません。

社会保障の面も考えるべきですが、日本は今後少子高齢化が進み、国家からの支援は減っていくと予想されています。

つまり今より良くなる可能性は低いと思います。

物価の恩恵

日本は物価が安いため、賃金が安くても豊かと考える人も多いかと思います。

しかし低物価(デフレ)は長期的には格差の拡大を招きます。

格差の拡大は貧困層の増大と比例します。

ごり子
ごり子

物価の下落は賃金の下落を招くよ。

そうなると初めから資産を持つ人に持たない人は勝てなくなってしまうよ。

教育にかけるお金もなくなるから、階層が固定化するよ。

日本は貧しくなっている?

過去との比較

10年前の資料を見ると(平成20年国民生活基礎調査の概況)

年収300万以下⇒31.3%

平均値⇒556.2万円

中央値⇒448万円

つまり

年収300万以下の割合は2.3%アップ↑

31.3%⇒33.6%

中央値は25万ダウン↓

448万⇒423万

平均値はそれほど変わらない

556.2万円⇒550.6万円

平均値はあまり変わっていません。

平均値は数字を単純に割った数値なので、高所得者の影響を強く受けます。

つまり全体としては停滞しつつも、格差は広まっているといえるかもしれないですね。

まとめ

日本は確かに停滞し、格差が広がりつつあるのかもしれません。

もちろんこう言った数字だけで決まるわけではないので、極端に不安に思う必要もないでしょう。

Note
スポンサーリンク
Study Gorilla

コメント