『武当奇侠』漫画の感想と原作情報|死の間際に宿敵一派の少年に乗り移ってしまった悪徳爺さんの物語

■タイトル:『武当奇侠』ぶとうききょう
■ジャンル:ファンタジー、アクション、転生、武侠
■原作:Eunyoul
■文:Giparan
■絵:Hwaram
■原題(韓国語):『무당기협』
■英題:『Wudang’s Cheater Martial』
■国:韓国
■おすすめ度:★★★★★☆☆☆☆☆(5.0)
■邪派のトップとして非道な行為を繰り返してきたお爺さん。
死の間際、不老不死の秘薬を口にしたことで過去に滅ぼした宿敵の弟子に転生してしまう。

目次

あらすじ

邪派の老人が、宿敵である武当派(武侠の正当な門派)の少年に転生し…!? 死神に名を3度呼ばれると、あの世に引きずり込まれるという。「赫連武強、赫連武強、赫連武…」「わしはまだ死なん!」必死に不老草を飲み込み目を覚ますと… なんと宿敵・武当派の少年に転生していた!邪派最強の赫連武強が一から武林平定を目指す!

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『武当奇侠』の意味とは?

武当は武当派(ぶとうは)のこと。
武俠小説によくでてくる中国武術の名門の一派です。張三丰(一応太極拳の創始者)が創設したとされる。
武当山を本拠とすることに由来する。

奇侠は、奇はそのまま、変わったとか奇跡的なとかそんな感じです。
侠はヒーロー的意味合いです。

まぁスーパーヒーローぐらいな感じですかね。

中国では「抗日奇侠」という抗日ドラマが人気だったりします。
日中戦争から第2次大戦の影響で日本は大抵悪者です。。。

登場人物

赫連武強/真武

本作の主人公
武林を蹂躙した邪覇天主こと赫連武強。
裏切り、惨殺、人に何と言われようといとわない男。

心優しい真武青年に転生。

泉宇明(せんうめい)

鉄剣団主
主人公を転生させる秘薬を取ってくる。
恐ろしいほどの無能感を漂わせる。

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韓国での評判

ファン人気高め?

原作者のキャラクター愛というか、キャラを生かす姿勢が評価されているようです。
確かにコミカルな感じです。

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初見感想

主人公めちゃくちゃ俗物で面白い。

主人公は酒池肉林で有名な殷の紂王みたいな人です。(封神演義のあの人)

80の爺さんが最後の最後に若い妾抱いておけばとか、もっと金を使ってとか、酒飲みたいとか、仮にも武術の達人のくせに何をいってんだって思います。
ただ、武術の達人は高尚な人だってのも先入観で、こっちのほうがリアルな気もします。

正派の人間に転生しどう生きていくのか楽しみな一作です。

おわり

随時更新します。

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ごり子

読んでくれてありがとう!

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