『勇者のティータイム』漫画の若干ネタバレ感想|引退した勇者が最後に求めたものとは?

■タイトル:『勇者のティータイム』ゆうしゃのてぃーたいむ
■ジャンル:ファンタジー、紅茶
■作者:松島信長
■連載:ニコニコ漫画
おすすめ度:★★★★★★☆☆☆☆(6.0)
■かつて魔王を倒した勇者の老後を描いた異作。公式漫画ではく、個人投稿?のうようです。

目次
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あらすじ

30年前魔王を倒した勇者アッサム。
田舎の町で静かに暮らしていたが、突然に旅に出ると言い残し、かつて魔王城へ向かうために通った道へと再び歩みだす。

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感想

とてもノスタルジーな漫画。

ノスタルジックという言葉は、遠い昔、懐かしさを感じさせるもの、もう手に入らないもの、帰ってはこないものに対して、思いを馳せるを意味する言葉です。
日本語では「郷愁」と訳します。

子供の頃よく遊んだ場所、学校へ行く道、実家などなど、思い出があろうがなかろうと、久しい場所に訪れるとなんとも言えない気持ちになりますよね。
そんな感じです。

本作は勇者の余生を描きます。

長く厳しい旅を経て、そして魔王と戦った勇者。
彼が、かつて歩んだ道のりを再び歩いたら、いったいどんな気持ちになるのでしょうか?

私はそんなには変わらないのではないかなと思います。
きっと懐かしいなと思うだけでしょう。

本作はただ勇者がかつて旅した道を再び歩く、ただそれだけの物語です。
すでに平和な時代となり、魔王もいません。
敵と戦うことも、修行することもありません。

ただ歩いてゆくだけです。
つかれたら、大好きな紅茶を飲んで一休みします。
そして、昔あったことを思い出しながら懐かしむだけです。

なぜ突然旅にでたとか、何が目的なのかとか、そういうのは最後でいいんです。
この漫画が良いのは、ただひたすらに勇者のノスタルジックな姿を見せてくれるところなんですから。
おすすめです。

おわり

随時更新します。

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ごり子

読んでくれてありがとう!

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