【毎日国語】千里の道も一歩より起こる『老子』

毎日ひとつのことわざや、四字熟語を覚えれば、一年で365個覚えられるわけです。
公務員試験ぐらいならそれだけ知ってれば大丈夫です。

今日は、『老子』より

千里の道も一歩より起こる

こちらを解説します。

小さなことからコツコツと

日本の学校に通っていいれば、耳にタコができるほど聞いたことかと思います。

コツコツやりなさい。
手近なところから少しづつやりなさい。

芸人西川きよし師匠の座右の銘で有名な

小さなことからコツコツと

これもそんな日本人のバイタリティーを示す言葉です。

どんな大きな目標でも、手近なところから始めて、少しづつでも結果を積み重ねていけばいつか成功につながるというたとえです。

3900Kmです。（日本からベトナムへ行くぐらい）

一里は、約3.9ｋｍです。
人が1時間で歩いていける距離を表します。(昔の人が大体で使っていた)

つまり1000時間やれば、、、ともとれるわけです。(公務員試験の必要勉強時間も1000時間なんていいますよね)

中国の春秋時代に活躍した思想家「老子」が書いたとされる『老子道徳経』の通称です。

ちなみにこの「老子」さんですが、本当に実在したかも不明です(笑)
ただ、書物として『老子』が書かれたことは事実で、無為自然を説く老荘思想は日本でも有名です。

ざっくり言うと、無理せず自然に生きろっていう感じです。

夢やら目標やら希望やら、そんなもので自分を縛って息苦しくなるくらいなら、あるがままを受け入れ素直に生きるほうがいいんじゃないか、そんな思想です。

千里の行も足元に始まる