【毎日国語】浅き川も深く渡れ『世話尽』せわづくし

毎日ひとつのことわざや、四字熟語を覚えれば、一年で365個覚えられるわけです。
公務員試験ぐらいならそれだけ知ってれば大丈夫です。

今日は、『世話尽』より

浅き川も深く渡れ

こちらを解説します。

目次

些細なことも慎重に行いましょう!

簡単に言えば、些細なことでも慎重にやろうねって意味です。

浅い川であっても、深い川を渡るときと同じように注意して渡りなさい、という教訓的なことわざです。

どんな物事でも、ちょっとした気のゆるみや見落とし、些細なことから大きな問題に発展することがあります。
それが原因で、首尾よくすすんでいたプロジェクトが失敗になったりしたら大変です。

なのでそうならないように、どんな些細なことでも油断せずしっかり対応するべきという先人の知恵が現れた言葉ですね。

『世話尽』とは?

江戸時代初期の和古書。
出版は西田庄兵衛。

使い方

・簡単な仕事だけど浅き川も深く渡れという気持ちで取り組まないと、重大なミスを犯しかねないよ。

類義語

  • 石橋を叩いて渡る
  • 念には念を入れる
  • 深く掘って浅く渡る
  • 勝って兜の緒を締めよ
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『浅き川も深く渡れ』の英語版

  • Hear twice before you speak once.
    (二度聞いて一度言え)
  • Cross a shallow river as if it were deep.
  • (浅い川でも深い川であるとして渡れ)
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対義語

危ない橋を渡る:目的達成のために、危険な手段をあえて使うことをたとえた言葉。

まとめ

これは試験だけでなく、実生活にはも取り入れたい言葉ですね。

意味ささいなことでも注意して行え
類義語石橋を叩いて渡る、念には念を入れるなど
対義語危ない橋を渡る
英語Hear twice before you speak once.(二度聞いて一度言え。)
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