『彼岸島』漫画の若干ネタバレ感想|次世代ホラー漫画の筆頭!

■ジャンル:アクション、ホラー
■原作:松本光司
■出版社:講談社
■掲載誌:週刊ヤングマガジン
■おすすめ度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆(わからない)
丸太漫画。人に勧めていいのかわかりません。

目次

あらすじ

宮本青果店の店長の息子である宮本明は、数年前に彼岸島で行方不明になった兄・宮本篤を捜す為、友人と共に彼岸島に渡った。しかし、そこは吸血鬼が跋扈する地であった。兄を捜し出し、本土に連れ帰る為に奮闘する。

wikipedia
著:松本光司
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世界観

日本のどこかにある世界から忘れられた小さな島が舞台。
島には一年中彼岸花が咲いているため、彼岸島と呼ばれている。
この小さな島には恐ろしい秘密が、、、、


なんてね。
本当は巨大な島で、彼岸花なんて咲いてないです。
あと、変な傘をかぶったおじさんと忍者がたくさんいるだけです。

始まりは丸太と不審者

記念すべき1ページ目からなんとフルカラー。
薄いぐらい雨の中、フードを被った眼鏡にマスクの怪しい男が丸太を持っている。

初見でこの違和感に気づける人が一人でもいたのだろうか?
私はあまりのホラー感に失禁しかけました。

「頭を潰すと動かなくなります」

そうだよね。
吸血鬼の弱点は頭。
丸太でつぶすのが一番だよね。

え、、、?
まぁそういうもんなのか?

森と海しかない小さな村

3話目ぐらいです。
「何で奴らは森と海しかない小さな村に、いとも簡単に人間を呼んでこれるんだ?」
と丸眼鏡が疑問を呈します


それから数話がたち
「彼岸島は火山島なんだ」
と丸眼鏡が解説。

自分で付け足すなよ。

吸血鬼

傘、手袋、長靴を装備した変な人たち。
傘いる?
人間の3倍の力をもつ。

「奴ら、あんな赤黒い目をしているせいか、視力があまりよくないの」

こんな設定もありました。

「こいつらは普段は人間とほぼ同じ姿で、興奮すると髪が白くなり目が赤黒くなるの」

こんな設定もありました。

みんな興奮しっぱなしだな。


ちなみにかまれると
「まず体が痺れて動けなくなる。涙、鼻水、よだれ、そして小便。体中の体液が勝手に放出され止められない。
視界もぼやけてきて、周りの声もよく聞こえない。
急にその場に一人ぼっちにされるんだ。
何度も呼吸が止まりかける。死にたくなければ必死で空気を吸い込むしかない」

とかまれた人が言ってました。
会話はいけるっぽいですね。

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登場人物

数十巻に及ぶ大作漫画ですが、登場人物はほどほど。(傘民と忍者は大量にいるけど)
大変良心的です。

主人公:宮本明

前髪ぱっつんのあか抜けない少年。
1話目から好きな女の子のエロい妄想をするどうしようもない少年。

好きな女の子は幼馴染にとられ、親からは疎んじられ、優秀な兄のせいでコンプレックスの塊。
ああ、ここから大変な目にあって、成長して、そして憧れの彼女と、、、、なんてね。

ちなみに3話目ぐらいで怪しげな女とやり
「大丈夫よ。私が会った中で23番目に硬かったわよ」
「嘘だね。本当はそんなに男を知らないだろ?」
と男気発言をぶちかます。

なんだこいつ。

「お姉さんはさっきから嘘をついた後、上唇を舐める癖がある。こう見えても物語を作るのが好きでね。観察力は日ごろから養ってるんだ」

なんだ?
この明智小五郎みたいな口調は。

いや、この才能を生かして吸血鬼たちと戦うんだ。

なんてね。
結論から言えば、そんな展開はこれまでもこれからも永遠にこない。

坂下ユキ

一応ヒロイン。
弓道部。
一応弓で戦う気はあったと思う。
「でかした!」要因。

斉藤ケン

通称「ケンちゃん

ユキの彼氏。
みんなの頼れる兄貴的存在、、、、なのかなって思ってた。

加藤

ちなみに本名は三村政和。何故、加藤かと言えば、昔からよくケンちゃんとつるんで悪さをしてたからだ。まァ、どうでもいい由来だ。

ほんとにな。

どうでもいいていうか、逆によくわからないよ。

西山 徹

「コイツは西山、見ての通り頭の良さそうな奴だ」

眼鏡=賢い。

「何でそんなモン持ってんだよ」
「いや・・ホラうち文房具屋だろ」

wikipediaの説明欄には

好きなこと:料理
嫌いなこと:喧嘩
武器:ダイナマイト、器用

wikipedia

ダイナマイト、、、?

「でかした!」
それで済ますなよ。

彼岸島名物の豚汁の生みの親。

宮本 篤(兄)

マスクに丸眼鏡。
素顔を見せない最強の男。

仲間にもマスクセットを配るも、誰もつけてくれず、、、
なんで?

優秀なのにさびれた商店街の青果店を継ぐことになっている。
彼岸島に行けてよかったのかもね。

雅様

明治生まれのハードロッカー。
パンクの王様。

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感想

「オールがない!」
「エンジンだ!」
「すげェ!!」

これは吸血に追われ絶体絶命のピンチで、船にたどり着くもオールがなかった時の会話だ。

本当にすげえ。
勢いがすげえ。

ほかにも

「あの耳鳴りは、脳波干渉(サイコジャック)だ!!

サイコジャックの勢いがすげえ。
サイコジャックなんて生まれてこのかた聞いたことねえのに、なんか伝わる。

わたしはこの漫画を読んで、人生において最も大切なものは勢いなんだと自覚しました。
でかした。

おわりに

自分でもなぜ読んでいるのかわからなくなる時があります。

映画とかドラマ版はやたら役者が豪勢なのはなぜなんでしょうか。
やっぱすげえ。

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ごり子

読んでくれてありがとう!

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