『8サークル魔術師の転生』漫画の若干ネタバレ感想|裏切られ命を奪われた最強の魔導士の復讐劇

■ジャンル:ファンタジー、転生
■作者:chleo
■原題:『8서클 마법사의 환생』
■英題:『Rebirth of the 8-Circled Mage』
■おすすめ度:★★★★★☆☆☆☆☆(5.0)
■老人から青年へ転生。全く老獪でなく大胆な男の復讐劇。

目次

あらすじ

人類最初の8サークル魔術師の主人公は反逆罪で殺されるが、黒魔術を行なったヘンリー・モーリスの体に転生する。 死ぬ直前に騎士のような強い肉体の大切さを痛感したため、今世では剣術を磨くことを決意する。 帝国の剣術を身につけ、死んだ剣王まで黒魔術で呼び出し、転生した魔剣師による復讐劇がいま始まる…!

ピッコマ

原作&韓国版コミック

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世界観

小さな国出身の戦士ゴールド・ジャクソンと魔術師ヘンリー・モーリスはたぐいまれなる才能生かし、世界を統一。
巨大な人間の帝国を作り上げました。

この世界では人間以外にも魔物なども生息し、人間とは対立関係にあります。

帝国は初代皇帝から2代目へ

本作の始まりは、すでに主人公の盟友である初代皇帝は死んでおり、彼の息子が2代目の皇帝として君臨しています。

2代目皇帝はなにかしらのコンプレックスから主人公に対しては、良い感情を持っていなかったようです。

魔術師は毒に弱い

主人公は帝国最強の魔術師であったにもかかわらず、毒物のせいであっけなく処刑されてしまいます。
これは魔術師が魔法にかこつけて、肉体を鍛えぬかなったことによると主人公は考察していました。

戦士はステップが命

本作ではステップ、歩法が戦士にとっての重要なファクターだとしています。
足さばきこそが戦士を戦士たらしめます。

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感想

成り上がりといえば、朱元璋を超える人間はいないでしょう。
この男、中国のとにかく貧しい家庭に生まれ、幼少期に家族は病死、ほぼ乞食同然の生活を送っていました。

転機は寒冷化とペスト(やばい病)によってやってきます。
当時の中国は、食料もなければ病気も蔓延るまさに生き地獄と化していました。

支配者たるモンゴル人が打ち立てた元王朝も政局争い真っ只中。
農民になんて構っていられません。
汚職と重税による追い打ちが農民たちの首を絞めつけていきます。

死ぬか戦うか。
爆発した怒りが大規模反乱を引き起こします。

若き朱元璋もこの戦いに身を投じました。
もちろん敵は既得権益者です。

戦争は彼を乞食から英雄へと変えました。
反乱の指導者に見込まれたこの男は、軍を引き継ぎ、最終的には王朝を滅ぼしてします。

ただ一人の皇帝となった男は、これまでの悲惨な人生のせいか、猜疑心の塊と化します。
文字の獄胡藍の獄など知られる大弾圧によって、多くの家臣や知識人はいとも簡単に殺されました。
犠牲者は万単位と言われています。


本作では、成り上がりの皇帝の子供がご乱心。
帝国の創設者の一人でもある主人公を処刑してしまうわけです。
なんてひどいと思うかもしれませんが、歴史的にはあるあるの展開なんですよね。

主人公も結構偏った人間ですし、皇帝からうざがられたのもわからんでもないです。

おわりに

随時更新していきます。

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ごり子

読んでくれてありがとう!

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