資料を読むときに、平均、中央値、最頻値とかいろいろあって違いがわからない><
今回はこういった疑問を解説します。
4-1. 平均・中央値・最頻値の違いとは?
平均とは、全て足して割ったもの。
中央値とは、データを小さい方から並べてちょうど真ん中にあたるもの。
最頻値とは、データを区分けして最も頻度が高かったもの。
平均とは?
以下はある学校の数学のテストの結果です。
学生 | 数学のテストの点数 |
---|---|
A | 10点 |
B | 40点 |
C | 90点 |
D | 60点 |
E | 70点 |
F | 80点 |
G | 20点 |
7名 | 350点 |
「平均」とはすべてのデータを足してデータの数で割ったものをいいます。
データの合計÷データの数=平均
→350点÷7名=50点
中央値とは?
学生 | 数学のテストの点数 | 順位 |
---|---|---|
C | 90点 | 1位 |
F | 80点 | 2位 |
E | 70点 | 3位 |
D | 60点 | 4位 |
B | 40点 | 5位 |
G | 20点 | 6位 |
A | 10点 | 7位 |
7名 | 350点 |
先ほどの表に順位をつけました。
中央値とはデータを小さい方から順に並べた時にのちょうど中央にあるデータのことをいいます。
今回で言うと、60点のDがちょうど真ん中になります。
つまり60点が中央値ということです。
ただし、これは奇数であるために中央が分かりやすくなっています。
次を見てください。
学生 | 数学のテストの点数 | 順位 |
---|---|---|
H | 100点 | 1位 |
C | 90点 | 2位 |
F | 80点 | 3位 |
E | 70点 | 4位 |
D | 60点 | 5位 |
B | 40点 | 6位 |
G | 20点 | 7位 |
A | 10点 | 8位 |
8名 | 350点 |
学生を一人増やしました。
中央の位置がEとDの間になりました。(偶数なので綺麗に2分できるため)
つまり、EとDの平均を出せばいいのです。
70+60=130
130÷2=65
中央値は65点になります。
最頻値とは?
「最頻値」は「モード(Mode)」ともよばれ、最も頻度が高い値を表します。(たくさん現れる数字)
流行りと同じです。
数学のテストの点数 | 人数 |
---|---|
90点 | 1人 |
80点 | 2人 |
70点 | 3人 |
60点 | 4人 |
40点 | 5人 |
20点 | 4人 |
10点 | 2人 |
この表はテストの点数と、取った人の数をまとめたものです。
最頻値は最も頻度が高いところ
つまり、40点です。
読んでくれてありがとう!
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