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【憲法11条】基本的人権の享有とは?人権の基礎をわかりやすく解説!

本記事では

  • 基本的人権の享有とは?
  • 基本的人権の分類
  • 人権の性質

以上に関して説明しています。

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基本的人権の享有とは?

Jonny LindnerによるPixabayからの画像

基本的人権とは、人が人として当然に認められる権利の総称です。
次の条文を見てください。

国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられる。

日本国憲法第11条

享有とは?

生まれながら持っていることを意味します。

当たり前のものってことですね。

人権と歴史

生まれた時から本能で「自由って大切だ、人類は皆平等」なんて思いませんよね。

あくまで人権は人類の努力によって作られたものです。

具体的には、18世紀頃から始まった近代革命(フランス革命やアメリカ独立戦争等)によってその概念は形成されました。

ごり子
ごり子

始まりはイギリスのマグナ・カルタ(1215年)とも言われているよ。
次いでアメリカ独立戦争ではヴァージニア憲法(1776)
フランス革命ではフランス人権宣言(1789年)により
人権の概念が作られていったんだよね

この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。

憲法第97条

基本的人権の分類

Vural YavaşによるPixabayからの画像

基本的人権

  1. 自由権・・・自分の考えを表現したり、好きな宗教を信じたりできる。18世紀に主張。
  2. 参政権・・・選挙にでたり、投票できる。19世紀に主張。
  3. 社会権・・・最低限の教育や医療を保証してもらえる。20世紀に主張。
  4. 国務請求権・・・裁判を受けたりできる。受益権ともいわれる。

ちなみにこの分類は絶対ではありません。
自由権と社会権両方の要素をもつ場合などもあります。

ごり子
ごり子

憲法に直接明言がない、新しい人権というものもあるよ。
プライバシー権とか。

制度的保障

制度的保障とは、制度を保証することで間接的に人権を守っている規定のことです。

たとえば、日本は信じる宗教を自由に選ぶ権利(信教の自由)を保証していますよね。
でももし、ある日突然

政府
政府

日本政府は○○教を国教することに決めました。
今日から行事などは教義(宗教の教えの内容)に従います。
でも国民の皆さんは自由でいいですよ

と言われても、信教の自由は形式的にしか守られていませんよね。

このように政治と宗教を切り離す(政教分離原則)規定を保証することによって、間接的に信教の自由を保障しているのです。

ごり子
ごり子

昔は人権を法律で制限(法律の留保)することができたから
制度的保障のような理論ができたよ。

人権の性質

人権の性質を細かく見ると、固有性不可侵性普遍性の3つに分けることができます。

固有性

人権は国家がくれたから持っているのではなく、人間だから当たり前にもっているものです。

これを人権の固有性といいます。

不可侵性

11条で人権を「侵すことのできない永久の権利」と表していました。

人権は基本的には公権力によって干渉されません。

これを人権の不可侵性といいます。

ごり子
ごり子

もちろん、人権を盾にすればなんでもできるって意味ではないからね。

普遍性

人権は差別を許しません。

人種や性別、社会的身分とは関係なく人権は存在しています。

これを人権の普遍性といいます。

ごり子
ごり子

全部じゃないけど法人にも人権は認められるよ。

まとめ

  1. 人権は当たり前に持っているもの
  2. 近代革命で誕生
  3. 固有性、不可侵性、普遍性を持つ
ごり丸
ごり丸

おわり。

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