本記事では自由権について解説しています。
そもそも自由権ってなに?
→自由権とは国家権力から、何か強制させられたり、閉じ込められたり、制限されたりしない権利の総称です。
何をしてもいい権利ではないです。
あくまで自由を保護する権利です。
国家からの自由
国家権力から干渉されないという意味で、国家からの自由とも呼ばれます。
国が下手に口を出すなってことですね。

ごり子
18世紀に主張された人権なので、18世紀的権利ともいわれるよ。
自由権の分類
- 精神的自由権
- 経済的自由権
- 人身の自由
大まかに3つに分けることができます。
精神的自由権の2つの顔
精神的とは、心や感情、思考のことです。
心は誰にも見えませんが、話したり、書いたり、表現をすることで他人に見せることができますよね。
そこで、精神的自由も2つに分けることができます。
- 内面の自由
心の中に留めている、他者に影響を及ぼさないのであれば、基本的には何を考えても自由です。 - 表現の自由
心の中にある感情や思想を、外に表明する権利です。
公共の利益を害したり、他者の自由を害することまでは認められません。

ごり子
内面的、外面的とも言うよ。
心ではなんと思っていもいいけど
なんでも発信していいわけではないんだよね。
まとめ
- 自由権は国家からの自由
- 18世紀的権利とも呼ばれる
- 精神的、経済的自由権、人身の自由に分けるて考える
- さらに精神的自由権は内面と外面で分けられる
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